健康、保健、予防医学にまつわるゲーム事例の収集(1)

この「がん予防・子どもプロジェクト」では、ワークショップに関連づけてゲームを活用することで、効果を高めることを狙っている。
 
ここで言うゲームは、ジャンルとしては、シリアスゲームに該当すると思われる。
 
以下、シリアスゲームについて調べたものを掲載する。
 
■シリアスゲームとは
 
「ゲー ム」とは、それ自体のうちに目的を持ちながらルールに従って一定の時空の限界内で完了する自由で任意な行動あるいは活動で、人間に喜びと楽しみを与えるも のとして、文化現象の一つの表現形態で、人間社会における価値ある存在と解することができる。その上で、シリアスゲームを「社会の役に立つゲーム」と捉え る。
 
(1)教育、訓練、(2)健康、医療、福祉、(3)ガイド・ナビゲーション(4)学術動向
 
(参考)
・シリアスゲームの現状調査報告所
http://www.dcaj.org/report/2007/data/dc08_22s.pdf(要旨)
http://www.dcaj.org/report/2007/data/dc08_22.pdf(全文)

・シリアスゲームジャパン
http://seriousgames.jp/
 
・シリアスゲーム事例集
http://anotherway.jp/seriousgamesjapan/wiki/?%A5%B7%A5%EA%A5%A2%A5%B9%A5%B2%A1%BC%A5%E0%BB%F6%CE%E3%BD%B8

・株式会社SGラボ
 シリアスゲームを専門に開発する日本の会社.世界中で利用されている実例が以下のURLに列挙されている.
http://www.sg-lab.net/product/casestudies.html
 
■シリアスゲームに関する研究動向
・The Health Games Research national program(USA)
 More Than $2 Million Awarded to 12 Research Teams.

 (ex)Mindless Eating Challenge :
携帯電話を用いた若者向けのゲームで,彼らに健康的な生活習慣や食事を考えさせる
(A mobile phone game for younger adolescents that rewards their good health habits and food choices.)

 (ex) A Game-Based Therapy Maintenance Tool :
アルコールの害や依存症の再発が予防するためのロールプレイングゲーム
(This game will investigate role-playing games designed to enable people, 18 to 65 years old, that are diagnosed with alcohol abuse or dependence to practice skills that can help them prevent real-world relapses.)
http://www.rwjf.org/pr/product.jsp?id=30932
 
 
 アメリカの会議で,健康に関するゲームを専門に扱う.Wiiなどを利用した体感ゲームによるものが多いが,中にはロールプレイ方式で健康や予防医療などを考えさせるゲームもある. http://www.gamesforhealth.org/archives/000253.html
にて2009年のセッションの一部内容が見られる.
http://www.gamesforhealth.org/index.html
http://www.gamesforhealth.org/index3.html
 
 
■がんにまつわるシリアスゲーム

・Re-Mission
治療用に開発されたナノレベルの「女の子型ロボット」Roxxiが主人公。Roxxiはミッション ごとに治療のため患者の体内の様々な部位に送り込まれ、抗生物質や抗がん剤などの武器を使って、細菌やがん細胞という敵キャラを倒す。現実に即して様 々な種類のがんと戦う患者が数多く登場し、患者本人と対話するモードでは、患者本人にリラックスを促したり抗生物質を服薬してもらったりと、がん患者に とって身近な症状や治療に関連する要素をゲーム要素としてうまく取り入れ、患者と「共に戦う」工夫が凝らされている。
http://www.re-mission.net/index.php
http://syg.co.jp/gfh2006/index5_01.shtml

(紹介記事※日本語)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/31/news027.html
(紹介記事※日本語)


・Ben's Game
 ガン闘病ゲーム.体内に入り,「悪寒」,「発疹」などの症状と戦いながらがん細胞を倒すゲーム.アクションシューティングゲーム風になっている.
 以下のURLから無料ダウンロード可能(日本語にも対応)
http://www.makewish.org/site/pp.asp?c=bdJLITMAE&b=81927
 
 
■これから作りたいゲームのイメージ
下記【1】〜【3】の要素を組み合わせ、取り組めるところは取り組みたいと考える。
【1】知識を身につける・知る→開発したい手法の特徴
 現状のゲームでは満たせる要素だと考えられる。
【2】生活の中に実践、定着→行動、支え合う、相互インタラクション
 定着や実践を伴うためには「継続」「経過の報告」などが不可欠。ある程度のスパンで考えたい。
 相互インタラクションはゲームやワークショップのデザイン次第で可能か。
【3】実践データ→活用(記録、分析)
 この要素が活かせると、ワークショップをする側のメリットが非常に大きくなるので、是非考えたい。
【4】情報系の技術の組み込み
リアルとバーチャルに接点を持たせる。(GPSなど)
 
※紹介
■日本人のためのがん予防法(国立がんセンター)
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/pre_scr/prevention/evidence_based.html#prg2_1

このブログ記事について

このページは、上田昌文が2009年10月15日 16:05に書いたブログ記事です。

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