2012年9月アーカイブ

2013年1月26日(土)に、(株)アイカムの医薬品に関する映像作品のうちから2作品を上映します。世界的な科学映画制作会社の手になる、「人間にとって薬とは何か」の根源に迫った作品です。映画鑑賞にはもってこいのプラネタリウムホールで、じっくりとご鑑賞ください。上映後、制作にあたった武田純一郎さん(アイカム代表取締役会長)のお話を、薬学専攻の学生さんたちからもご発言いただいながら、うかがいます。ぜひ多くの方々に足をお運びいただければと思います。

チラシはこちらから→icam1203.pdf

アイカム「薬」映像作品上映会

日時:1月26日(土)13:30~16:45 (13:00開場)

場所:北とぴあ 6F・北区男女共同参画センター プラネタリウム(スペースゆう内)
    北区王子1-11-1 北とぴあ6階 03-5390-1224
    JR王子駅北口から徒歩2分(線路沿いに赤羽方面へ)
    東京メトロ南北線・王子駅5番出口から直通

定員:150名 参加費:1000円

主催:NPO法人市民科学研究室
協力:株式会社アイカム

★参加を希望される方は
市民科学研究室(03-5834-8328 renraku@shiminkagaku.org)まで
ご予約下さい。

以下のサイトからもご予約いただけます(お名前とメールアドレスを入力)。
申し込みフォーム (←ここをクリック)

上映する2作品

■ 薬と人間 (1977)
■ 薬の心を訪ねて (1990)

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「ふだん、どんな活動をしているの?」とよく尋ねられますが、市民科学研究室の活動を一言で説明するのはなかなかやっかいだ―と、スタッフ一同常々感じているところです。このホームページの「市民研とは」「市民科学とは」のコーナーをじっくり見ていただけるとありがたいのですが、活動の趣旨や概要をさっとつかめるようにしたリーフレットを用意しましたので、ご活用いただければと思います。

・市民研りーフレット(PDF)→csij_leaflet.pdf

8月7日に公開しました「今中哲二さんを囲んで共に考える」まとめにつきまして、次の点を修正しました。

pdfファイルはこちらから→http://archives.shiminkagaku.org/archives/imanaka-20120616-matome-20120806-2.pdf
※ファイルサイズが大きいのでご注意ください。(4.7MB)

  • p.12
  • 【修正前】
    0から2シーベルトでRelative Riskが1から超えたところが過剰。つまり線量に比例して過剰分も比例している。0から5までを拡大したものがここ(図は略)だが、むしろ上にあがっている。
    100mSv以下は影響ないという人はかなりいる。原子力関係者でもよく知らない人はそういう。原子力関係者でよく知っている人は「100mSv以下では影響は観察されていない」という言い方をする。原子力ムラにもいろんな人がいる。原子力ムラの疫学屋さんの話をきいて、工学屋さんは「よし100ミリ以下は影響ないのだ」と言って、あちこちでしゃべる。あ、分かってないんだなと思う。
    もちろん政治家などはシンプルなものを好むから、シンプルな言い方をする。彼らの最大の根拠になっているのは、この100mSvから0.1シーベルトの4つの点だけを見た時に、ここでDose-Responseがどうなっているかということは、はっきり言って分からない。

    【修正後】
    0から2シーベルト(左上の小さな図)でRelative Riskが1から超えたところが過剰。つまり線量に比例して過剰分も比例している。0から0.5シーベルトまでを拡大したものがこの大きな図だが、被曝量が低いところではむしろ上にあがっている。
    100mSv以下は影響ないという人はかなりいる。原子力関係者でもよく知らない人はそういう。原子力関係者でよく知っている人は「100mSv以下では影響は観察されていない」という言い方をする。原子力ムラにもいろんな人がいる。原子力ムラの疫学屋さんの話をきいて、工学屋さんは「よし100ミリ以下は影響ないのだ」と言って、あちこちでしゃべる。あ、分かってないんだなと思う。
    もちろん政治家などはシンプルなものを好むから、シンプルな言い方をする。彼らの最大の根拠になっているのは、この0から0.1シーベルトの5つの点だけを見た時に、ここでDose-Responseがどうなっているかということは、はっきり言って分からない。

  • p.16
  • 【修正前】
    電着

    【修正後】
    電着(編注:電着=電気分解によって析出した物質が電極の表面に付着すること。三省堂大辞林より)

  • p.25
  • 【修正前】
    RBをかけて普通だったら20倍という感じ。

    【修正後】
    ビーグル犬の発ガン実験では、Sr90に比べ、同じ被曝量(吸収線量:グレイ)ではRa226の方が発ガン効果が大きい。同じ効果を発生させるときの被曝量の比であるRBE(生物学的効果比)で言えば、Ra226のRBEは20くらいか。

11月5日(月)に、30名限定になりますが、次の集いを開くことになりました。

ETV特集「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告 第2回 ウクライナは訴える」を観て、番組制作にまつわる様々な思いを制作にあたったスタッフの方からうかがい、参加者とともに低線量被曝問題にどう取り組むべきかを考えます。

・講師:<予定>山内太郎さん(NHK文化福祉番組部「ETV特集」ディレクター)

・日時:11月5日(月)午後6時から午後9時
・場所:文京区立 汐見地域活動センター 洋室A (定員30名)
     (東京都文京区千駄木3-2-6  3827-8149
      地下鉄千代田線 千駄木駅一番出口より徒歩3分)

・参加費:500円
 必ず事前にお申し込み下さい。定員は30名です。
 電話:03-5834-8328 電子メール:renraku@shiminkagaku.org

・主催:NPO法人市民科学研究室「低線量被曝研究会」

2013年2月3日(日)に、以下のシンポジウムを開催します。多くの方々にご参加いただけますことを願っております。


シンポジウム

放射線影響の真実に迫る
~最新の実験研究からチェルノブイリ26年の小児健康影響まで~

チラシ(pdf)はこちらから→  表 0203symposium_front.pdf
                  裏 0203symposium_back_02.pdf

●シンポジウムの趣旨

このシンポジウムは、フクシマ後、日本国内で繰り返されてきた放射線影響をめぐる議論に対して、遺伝子レベルから放射線の"確率的"影響ということの意味を問い、動物実験から放射線による世代を超える遺伝的不安定性の誘発を紹介し、さらに26年を超すチェルノブイリの子どもたち
の健康影響研究から、放射線影響の「真実」に迫ろうとして企画したものです。

特に、今回ロシアからお呼びするラリサ・バーレヴァ博士は、チェルノブイリ事故後、小児への放射線影響を専門的に研究する機関の必要性をエリツィン大統領(当時)に強く訴え、ロシア小児放射能防護センター設立を実現させたキーパーソンです。同センターにおける長期の研究結果が披露されます。

このシンポジウムを通して、日本ならびにチェルノブイリの子どもたちの未来のために何をしていくべきか、ご参加のみなさんとともに考えていきたいと思っています。

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講演およびパネリスト

ラリーサ S. バーレヴァ
 (ロシア小児放射能防護臨床研究センター長)
井上 達
 (前国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター長、日本大学医学部客員教授)
野村 大成
 (大阪大学大学院医学系研究科・放射線基礎医学講座 招聘教授、独立行政法人医薬品基盤研究所研究員)

日時・場所など

日時:2013年2月3日(日)12:30~16:45 (12:00 開場)

会場:東京しごとセンター 地下2階 講堂
    東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号
    TEL. 03-5211-1571
    JR中央・総武線 飯田橋駅「東口」より徒歩7分
    東京メトロ東西線「A5出口」より徒歩3分

資料代:1000円

定員:120名(事前の予約が必要です)

お申込み:定員に達しました。ホームページでの受付は終了しました。

主催:「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク
    NPO法人市民科学研究室「低線量被曝研究会」


●講演&パネリストのプロフィール

・ラリーサ S. バーレヴァ

現在 ロシア小児放射能防護臨床研究センター長。小児科医。1986年のチェルノブイリ原発事故の際は汚染地域に出向き、子どもたちへの放射線の影響を調査した。彼女の直接の参加や指導により被曝したこどもたちを支援するシステムが創設され、小児放射能防護臨床研究センターの設立につながった。ロシア保健省小児科部局長、ロシア小児医療・社会検診主任専門医、ロシア保健省小児専門リハビリテーション主任専門医などを歴任。長期にわたりロシア保健省医師・研究者会議小児科部門議長を務めている。主たる臨床・研究として、発達する子どもの身体への放射線の影響やその最小化を意図した診療、治療、リハビリテーション方策の作業、放射線誘発性疾患形成の病因メカニズムの究明、小児人口の健康状態の改善や、予防医学的健康管理を行ってきた。

詳しい経歴や業績はこちらから→profile20120203.pdf

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・井上達 (いのうえ とおる)

病理学ならびに生体異物応答学が専門。75年東京都老人総合研究所主事研究員、79年米国ブルックヘブン国立研究所客員研究員、83年横浜市立大学教授、94年放射線医学総合研究所室長、95年国立医薬品食品衛生研究所毒性部長を歴任。
論文に「放射線に対する生体の"確率的"応答」など多数。

・野村大成(のむら たいせい)

実験動物学ならびに化学物質影響科学が専門。67年大阪大学医学部付属病院、76年ウイスコンシン大学遺伝学研究所、86年大阪大学医学部放射線基礎医学講座教授を歴任。
論文に「放射線、化学物質の継世代的影響」など多数。


●プログラム

<講演>
遺伝子レベルでみた放射線の確率的影響(井上達)
動物実験でみた放射線の経世代的影響(野村大成)
チェルノブイリ25年、小児の健康研究結果(バーレヴァ)

<報告>
福島県民健康管理調査の現状と問題点(市民科学研究室「低線量被曝研究会」)
福島での小児科医の取り組みから(「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク)

<パネル討論>
「放射線の影響をどうとらえ、チェルノブイリの教訓をどのように生かすか」

<コメント>
綿貫礼子さん一周忌によてせ(向井承子)

●主催者メンバーの1人、吉田由布子(「チェルノブイリ」女性ネットワーク )より

本シンポジウムは2012年1月に亡くなった、サイエンスライターであり「チェルノブイリ」女性ネットワークの代表であった綿貫礼子の1周忌に寄せるものでもあります。綿貫はチェルノブイリ事故直後から、「女性ネットワーク」の活動の一環として子どもたちの健康研究を開始し、本日の講演者をはじめ、内外の多くの医学者、研究者との討論を重ねてきました。「未来世代との共生」を根底において、"「科学」を問い、脱原発の思想を紡ぐ"という、彼女の遺志を反映するシンポジウムになることを願っています。■

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左端がバーレヴァさん、右端が綿貫さん

寄贈資料(2012年11月~2013年3月)

次の書籍などを寄贈していただきました。 心よりお礼申し上げます。


資料『X線並びにγ線を照射した食品に生じる誘導放射能』を食品照射ネットワークの里見宏様より

〈生命〉とは何だろうか 表現する生物学、思考する芸術』岩崎秀雄 著(講談社現代新書)を著者の岩崎秀雄様より

原発をやめる100の理由 エコ電力で起業したドイツ・シェーナウ村と私たち』「原発をやめる100の理由」日本版制作委員会/監修:西尾 漠(築地書館)を生活クラブ生協千葉 センター松戸の皆さまより

デンジハ? 身近なヒバクとその対策』冊子(スロービジネスカンパニー発行)を一般社団法人スロービジネスカンパニー様より

ポスト3・11の科学と政治』中村征樹 編(ナカニシヤ出版)を編者の中村征樹様より

『薬と人間』(映画ブックレット)を(株)アイカム様より

『ポスト3.11時代のCSR -DVDで学ぶCSR入門-』DVDを講師の岡本享二様(ブレーメン・コンサルティング(株)代表)より

『大学におけるキャリア教育の本質論的諸問題 ─現代大衆大学教育論序説』(「経済教育」第31号 2012年9月 抜刷)を宇佐見義尚様より

板垣與一文庫ニューズレター アジアとの対話』(2011年10号 記念号)を宇佐見義尚様より

板垣與一文庫ニューズレター アジアとの対話』(2012年11・12号)を宇佐見義尚様より

食べもの通信』(2012年9月号 No.499)を株式会社食べもの通信社様より

市民科学者国際会議 ~会議録~』(2012年6月23,24日)をCSRP市民科学者国際会議事務局様より

Science Window』冬号(2013年1-3月)を独立行政法人 科学技術振興機構 理数学習支援センター様より

いのちに共感する生き方 人も自然も動物も』(野上ふさ子 著 / 彩流社)をNPO法人地球生物会議様より

『ダウン症候群とわたし』(ドイツダウン症情報センター制作/日本語バージョン)DVDを財団法人日本ダウン症協会様より

日本ダウン症協会 プロモーション映像』(日本語版・英語版)DVDを財団法人日本ダウン症協会様より

薬の心を訪ねて』DVDを株式会社アイカム様より

薬へのプロムナード』DVDを株式会社アイカム様より

薬と人間』DVDを株式会社アイカム様より

『30日間続ける方法 大人気のTEDから学ぶ、モチベーションの保ち方 必ず一歩を踏み出せる人になる思考法シリーズ』DVDをThinkBuzan公認マインドマップ・インストラクター山本伸様より


過去にいただいた寄贈資料はこちら
寄贈資料(2012年7月~10月)
寄贈資料(2012年4月~6月)
寄贈資料(2012年1月~3月)

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