2013年4月アーカイブ

市民研通信 第17号 通巻145号(2013年4月)

<特集:ナノ粒子の健康リスク>
2013年2月23日実施 第51回 市民科学講座 <特別シンポジウム>
ナノ粒子の健康リスク~母子伝達と次世代影響、リスク管理を軸に~ 報告

ナノテクノロジーのリスクをどう考えるべきか
上田昌文(市民科学研究室・代表理事)

ナノ粒子の健康リスク(1) 母子伝達と次世代影響
武田 健
(東京理科大学・副学長/同・薬学部教授/東京理科大学戦略的環境次世代健康科学研究基盤センター・センター長)

ナノ粒子の健康リスク(2) 私たちはいかにリスクを回避できるのか
梅澤 雅和
(東京理科大学戦略的環境次世代健康科学研究基盤センター・助教)


ナノ毒性クライシスの検証
ナノリスク問題で孤立する日本
小林剛
(環境医学情報センター代表 医学博士)

報告 
ハーデルが論じる、携帯電磁波の脳腫瘍リスクと予防原則
~欧州環境庁のレイト・レッスンズ報告書Ⅱより
 

上田昌文

翻訳 
ウクライナ政府報告書(第3章、第4章)の日本語訳・修正版

エッセイ 
私のおすすめ3作品 2012 
市民研会員有志

寄贈資料(2013年4月~8月)

次の書籍などを寄贈していただきました。 心よりお礼申し上げます。


福島第一原子力発電所事故の医療対応記録 医師たちの証言』谷川攻一/王子野麻代 編著(へるす出版)を日医総研様より

平成23年度 医療政策シンポジウム 災害医療と医師会』(日本医師会)を日医総研様より

日医総研ワーキングペーパーNo.290 原子力発電所災害による全国的な緊急被ばく医療対策に関する研究』(日医総研)を日医総研様より

日医総研ワーキングペーパーNo.280 福島県「県民健康管理調査」は国が主体の全国的な"健康支援"推進に転換を』(日医総研)を日医総研様より

日医総研ワーキングペーパーNo.257 福島県原子力災害に対する損害賠償と復旧・復興のあり方に関する研究』(日医総研)を日医総研様より

平成23年度 JMATに関する災害医療研修会』(日本医師会)を日医総研様より

『民学のたより 2012』(民学の会 発行)を代表の鵜飼清様より

『第8回技術講演会 低線量被曝を考える(講師:上田昌文)』の講演録DVDを主催の有限会社佐藤R&D 代表取締役 佐藤国仁様より

よくわかる環境ホルモンの話 ホルモン攪乱作用とからだのしくみ』北條祥子著(合同出版)を著者の北條祥子様より

化学物質過敏症から子どもを守る 子どもの健康をむしばむ化学物質の脅威』北條祥子著(芽ばえ社)を著者の北條祥子様より

シックハウス事典』社団法人 日本建築学会編(技報社出版)を早稲田大学応用脳科学研究所 北條祥子様より

日本を壊す 国土強靭化』上岡直見(緑風出版)を著者の上岡直見様より

Sciencs Window』夏号2013年7-9月(独立行政法人科学技術振興機構)を独立行政法人科学技術振興機構 理数学習支援センター サイエンスウィンドウ編集部様より

脱原発で住みたいまちをつくる宣言 首長篇』(影書房)を出版社の影書房様より

『「広島原爆体験者に対する不安軽減事業」相談担当者へのマニュアル』平成24年度厚生労働科学特別研究(「原爆体験者の健康不安への対策に関する研究」班)を湘南鎌倉総合病院の佐々木康人様より

萌芽的科学技術と市民 フードナノテクからの問い』立川雅司・三上直之 編著(日本経済評論社)を著者の立川雅司様より

復興は現場から動き出す』東京大学医科学研究所特任教授 上昌広 著(東洋経済新報社)を東京大学医科学研究所 坪倉正治様より

Youth-Acty!!』Vol.8(NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)発行)をNPO法人国際ボランティア学生協会 Youth-Acty!!編集部様より

毎日、地球にごめんなさい 暮らしのリポート1982~2007』中嶋佐和子 著(朱鳥社)を著者の中嶋佐和子様より

『高木仁三郎市民科学基金 市民科学 研究成果発表会』(認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金)を低線量被曝研究会会員の瀬川嘉之様より

セバスチャンおじさんから子どもたちへ ─放射線から いのちを守る─』セバスチャン・プフルークバイル著/エミ・シンチンガー訳(旬報社)を低線量被曝研究会会員の瀬川嘉之様より

『CFP フィリピンの貧しい人のための診療所 2012年度年間報告書』および『CFP(フィリピンの貧しい人のための診療所)通信 緊急乗っ取り号!』を特定非営利活動法人GFNP フィリピンの貧しい人のための診療所の冨田江里子様より

チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の経験』チェルノブイリ・フォーラム専門家グループ「環境」の報告(日本学術会議 訳)を市民研会員の白井基夫様より

DVD BOOK『人と人の間に Humans』武田純一郎 監督(株式会社アイカム)を製作会社の株式会社アイカム様より

討論 野望と実践』竹内芳郎 編著(閏月社)を閏月社の徳宮峻様より

「便利」は人を不幸にする』佐倉統 著(新潮社)を著者の佐倉統様より

おそい・はやい・ひくい・たかい こども・きょういく・がっこうBOOK No.73 子どもたちと読める 農薬・添加物・電磁波 そして、放射能のこと』(ジャパンマシニスト社)を株式会社ジャパンマシニスト社様より

核の難民 ビキニ水爆実験「除染」後の現実』佐々木英基・著(NHK出版)をNHK出版 小湊雅彦様より

科学(別刷)』(2013年・4月号/岩波書店)を著者の東京理科大学助教授 梅澤雅和様より

『スカパー巨大アンテナに反対する住民の会ニュース』(2013年4月28日最終号)をスカパー巨大アンテナに反対する住民の会 代表の門川淑子様より

低線量放射線の脅威』ジェイ M・グールド/ベンジャミン A・ゴールドマン著、今井清一/今井良一訳(鳥影社)を鳥影社代表取締役 百瀬精一様より

放射線ってなあに?』(独立行政法人 科学技術振興機構)を独立行政法人 科学技術振興機構 理数学習支援センター 「サイエンスウインドウ」編集部 松本浄様より

調査報告書『海洋開発をめぐる諸相』(2013年3月)を国立国会図書館 調査及び立法考査局様より

調査報告書『海洋資源・エネルギーをめぐる科学技術政策』(2013年3月)を国立国会図書館 調査及び立法考査局様より


過去にいただいた寄贈資料はこちら

寄贈資料(2012年11月~2013年3月)
寄贈資料(2012年7月~10月)
寄贈資料(2012年4月~6月)
寄贈資料(2012年1月~3月)

1982年にスタートしたオルタナティブな市民の学校である「PARC自由学校」
毎年多彩でユニークな講座が開講され、これまでの受講生は7000名を超えるとのこと。
2013年には、おそらくはじめて、「科学」自体をテーマとした講座

「文系アタマで'科学'を考える」

が設けられました。

じつは市民科学研究室の代表の上田はこの講座の企画立案段階から関わり、全8回の講座のうちのアタマとオシリの回の講師を務めるとともに、その他の6回にもコーディネターとして参加します。受講する方々と一緒に、一歩一歩議論を深めていくことができればと思っています。

ひとりでも多くの方に受講していただければと願っています。

お申し込みは、以下のPARCのサイトから行なって下さい。

16. 文系アタマで「科学」を考える

4月と5月の2つの定例研究会、どなたでも参加できます

市民科学研究室ではおおよそ月1回の頻度で、各研究会が定例の会合を持ち、研究会メンバーが調べたことなどを持ち寄って、議論や調査を続けています。どなたでもメンバーになることはできるのですが、毎回の参加が前提になり、調査に関わる作業も担うことになるので、メンバー登録を希望される方には事前にお会いして打ち合わせをさせていただくことにしています。

ただ、時折、研究会で新たなテーマを取り上げる場合や、基礎的な勉強を固めて行う場合などに、研究会を半ば公開して、単発でどなたにでも自由に参加できるようにすることがあります。
この4月と5月になされる次の2つの研究会は、数名(事務所のスペースを使いますので、5~6名くらいまで)の範囲で、どなたでも参加していただけるようにしています。希望される方は、事前にご一報いただければと思います。参加費用は一切かかりません。

4月27日(土)午前10時~
生命操作・未来身体研究会 定例会
「iPS細胞・再生医療とリプロダクション」

発表者:上田昌文 参加者:研究会メンバー4名+希望者若干名

6月あたりに「シリーズ「語る+聞く リプロダクションのいま」」の第5回目としてこのテーマを取り上げる講座を行おうと考えていますが、手始めに、iPS細胞と再生医療に関する基礎的な事柄を学んでおきたいと思います。専門的な知識は前提にしていませんので、ご関心のある方はどなたでもいらしてください。

5月12日(日)午前10時~
食の総合科学研究会 定例会
「妊娠・出産時の基礎栄養学(仮題)」

発表者:研究会メンバーから小林友依、菊池享子 参加者:メンバー5名+希望者若干名

「ラブテリ 東京&NY」が発刊した『Baby Book Ⅰ』をテキストにして、前回の勉強会ではまず、この本の後半の「賢いパパとママになる基礎栄養学」のところを論じ合いました。今回は、最初の2章分(75ページあたりまで)を扱います。市民研のこれまでの蓄積を生かして「食と健康」の観点から、かなり詳細な点検を加えています。メンバーには前回から、お茶の水女子大学の学生さんも加わっています。なお、市民研の「子ども料理科学教室」のプログラムの補強も視野に入れて、『なるほどなっとく! おいしい料理には科学(ワケ)がある大事典』次の本も同時並行に読み進めています。

ウクライナ政府(緊急事態省)報告書
『チェルノブイリ事故から25年 "Safety for the Future"』

(2011年4月20-22日、チェルノブイリ25周年国際科学会議資料)
より 第3章+第4章 の日本語訳 を以下に掲載いたします。

以下の翻訳文書のファイルは、2012年の10月に一度全部のファイル(8つに分かれています)を掲載しましたが、2013年4月8日の時点で、日本語訳文にみられた誤字脱字などを訂正して、再度掲載し直したものです。ご了解いただければ幸いです。

***********************************

Twenty-five Years after Chernobyl Accident:Safety for the Future
National Report of Ukraine

この翻訳は、報告書の
第3章 チェルノブイリ惨事の放射線学的・医学的結果
第4章 チェルノブイリ事故の経済的・社会心理的影響:
     被災地の発展に関する主要な問題と可能なオプションの現時点の評価

を全訳したものです。

翻訳は、「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワークならびにNPO法人市民科学研究室「低線量被曝研究会」のメンバー、そしてこの2団体以外のメンバーも含む、以下の10名で行いました。
・監修:上田昌文、吉田由布子
・翻訳:内田章、神田橋宏治、斉藤賢爾、調麻佐志、杉野実、森川浩司、平川秀幸、
    安田卓矢、吉田由布子

ukrainereport.jpg

●『ウクライナ政府報告書』とその翻訳について
 2011年4月20‐22日に、ウクライナの首都キエフで、チェルノブイリ事故25周年の国際科学会議が行われ、「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワークのメンバーはこの会議に出席してきました。『ウクライナ政府報告書』はその会議のために用意された資料のひとつで、ウクライナ緊急事態省が主となり、「技術災害と自然災害による緊急事態から人々と国土を防護するための全ウクライナ科学研究所」の協力を得て作成されたものです。
 報告内容は多岐にわたっていますが(目次概要参照)、この資料では、特に健康影響に関連する第3章と第4章を翻訳しました。


・表紙(目次など)
  pdfはこちら→csijnewsletter_014_ukraine_01_index.pdf 
・3.1(全節)
  pdfはこちら→csijnewsletter_014_ukraine_02_3.1whole.pdf
・3.2.1
  pdfはこちら→csijnewsletter_014_ukraine_03_3.2.1.pdf
・3.2.2~3.2.4
  pdfはこちら→csijnewsletter_014_ukraine_04_3.2.2-3.2.4.pdf
・3.2.5
  pdfはこちら→csijnewsletter_014_ukraine_05_3.2.5.pdf
・3.3(全節)  
  pdfはこちら→csijnewsletter_014_ukraine_06_3.3whole.pdf
・3.4(全節)  
  pdfはこちら→csijnewsletter_014_ukraine_07_3.4whole.pdf
・4(章全体)
  pdfはこちら→csijnewsletter_014_ukraine_08_4.whole.pdf


 翻訳は英語版によって行いましたが、随時ロシア語版を参照しました。英語版とロシア語版で表現が多少異なっているところがあり、その場合はロシア語版での表現を優先しています。また巻末の添付地図は、報告書に収められた「ウクライナにおけるセシウム137汚染地図 ①1986年5月当時、②2011年5月(25年後)③2036年5月(50年後の予測図)」を載せたものです。汚染が長期に続く状況がはっきりと示されています。

 この報告書については、NHKのETV特集シリーズ「チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」の第2回「ウクライナは訴える」で大きく取り上げられました(2012年9月23日(日) 夜10時放送)。この番組に関連したNHKの取材内容は『低線量汚染地域からの報告 チェルノブイリ26年後の健康被害』(馬場朝子・山内太郎 著、NHK出版2012)としてもまとめられています。

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